公益財団法人結核予防会

西山由香里

西山由香里 GLOW看護短期研修プログラム研修員の西山由佳里です。カンボジアでのインターン生活も3ヶ月が経過しました。9月はカンボジアのお盆の時期で、新月~満月に至るまでの約2週間、家族でパゴダにお参りへ行く風習があります。仕事のためにプノンペンで生活している人たちも地方へ帰省するため、いつも賑やかな町が静かに感じました。
活動先ではPCと向き合う日々を送っていますが、フィールドでは暑さと格闘しながらプロジェクトのお手伝いをしています。
今月は16HC中の4HCが管轄している村での、コミュニティボランティア研修へ参加して、研修前後に実施するテストの配布、採点と入力、使用している教材の準備、休憩時間のお茶菓子準備を担当しました。研修内容だけでなく、スタッフがどのような役割を担い勤めているのか、一緒に活動に参加して分かることがたくさんあります。数日をゲストハウスの同室で過ごすため、活動だけでなくプライベートに関する話もでき、地方の名物“うなぎ”料理を食すなど楽しみがあります。スタッフとは休日に隣町のキーンスバイへ出かけたり、ランチを一緒したりして公私ともに仲良くしています。

西山由香里

この他にもローカルNGOの活動視察、州保健局での会議に同行し、先日はCENAT、fhi360(NGO)で7年間勤務されたインド医師の送別会に招待いただきました。JATA事務所があるCENATは、結核対策・治療の中枢機関であるため海外からのエキスパートが来ることも多いです。様々な活動に参加することで多くの人に出会い、カンボジアでの結核対策を知ることもでき大変勉強になります。
現在はJATACambodia officeの公式Facebookを開設し、英語・クメール語・日本語で広報活動しています。少しでも多くの人にJATAの活動を知ってもらえるよう、ナショナルスタッフと共に作成しています。
残り3ヶ月も充実した日々を送れるよう頑張ります。

西山由香里

GLOW研修員の西山由佳里です。広島県庄原市での地域研修を終え、7月より結核予防会研究所(JATA)のカンボジア事務所でインターンをしています。カンボジアでは1975年からの4年間、ポルポト政権による知識人の大量虐殺が行われました。この時代、結核の治療を受けることができず、集団生活を強いられ、その後に続く長い内戦のために結核が蔓延したと言われています。
1994年の内戦後、国際的な介入があり国家レベルでの結核対策が開始されました。JATAも1999年よりJICAプロジェクトでカンボジアでの活動を開始しています。
カンボジアでの結核はピークの頃より半減していると言われていますが、2012年のWHOの推計によればカンボジアは22の高蔓延国に指定されており、人口764 (対10万)と世界でも第2位の結核高蔓延国です。現在も欧米各国、日本から結核対策のエキスパートがナショナルチームとともに活動を共にしています。
カンボジアにおいてNTP(National Tuberculosis Control Program)が設立されており、WHOのガイドラインを元に国内版を作成しています。
結核対策はアルゴリズムに沿って実施しており、患者の早期発見・治療を目指しています。

西山由香里

JATAはより多くの結核患者の早期発見・治療に繋がるよう、コミュニテイヘルスワーカー(VHSG)に協力を仰ぎ、ヘルスセンター(HC)、リファラル病院(RH)でのワークショップ(WS) を開催して結核対策の強化に努めています。現在のプロジェクトは2つあり、私は主に日本NGO連携無償資金協力プロジェクトに関わっています。
①日本NGO連携無償資金協力のもと、・プレイヴェン州ピアレン医療圏の結核対策強化・デジタルX線装置の贈与(撮影・読影のトレーニング)・ワークショップ(WS)の開催・VHSG→HC→RHのスクリーニング強化など
②USAID資金では、・小児結核への対策強化・小児結核にフォーカスしている・ワークショップの開催・VHSG→HC→RHスクリーニング強化など
基本的には事務所での活動になりますが、プロジェクト概要ほか、資金運用やマネージメントを学ぶことができ、プロジェクトの全体像がみえてきます。
さらに、定期的に開催しているミーティングで、其々の視点から報告、ディスカッションをすることで、進捗状況が明らかになります。これらの要素をもってフィールドに向かうと、頭の中で少し複雑化していた物が少しずつ繋がり鮮明になります。またワークショップへ参加したことで、自分のリサーチ課題が見つかり、ナショナルスタッフにも共感してもらえたため、現在取り組んでいるところです。加えて、広報活動としてFacebook活用をする予定で現在準備中です。

西山由香里

カンボジアに来てはや2ヶ月が過ぎようとしています。活動は大変なこともありますが、充実しています。季節は雨季で、来る前は少し残念に思えたけれど、今では良かったと思えています。水田や道路だったはずの場所が、全て水で見えなくなり、高床式住宅に暮らす住民がバイクや車から、船に移動手段を変えていく情景をこの目で見ることができたからです。日本にいると分からない事情を発見することで、次のステップに繋がる気がします。
プライベートでも、プノンペン市内の観光に出かけたり、今カンボジア人に話題の“イオン”に行ったりしています。食べ物も美味しく、特に甘い香りするクメールコーヒーは毎日飲んでいます。レストランや、市場、大家さんとの会話は指差し会話帳が必須ですが、笑顔で乗り切っています。
残りの4ヶ月も充実した日々を過ごせるように頑張ります。